地域づくり表彰

令和5(2023)年度地域づくり表彰について

国土交通大臣賞
(総合的に最も優れた取組)

保育園留学推進協議会
(北海道厚沢部町)
ー 認定こども園の一時預かり事業と、移住体験住宅による
ワーケーション等を1つのメニューに ー

国土形成計画の重点テーマ

「地域を支える人材の確保・育成」
こどもまんなかまちづくり等のこども・子育て支援

活動の概要

こどもたちを受け入れる認定こども園「はぜる」

こども園菜園でのこどもたちの収穫体験

町が有する3つのリソースを、1つのパッケージとして提供
①認定こども園でのこどもの「一時あずかり事業」…余剰定員枠を活用
②移住体験住宅における「ワーケーション」…空き家等を活用
③ジャガイモやアスパラの収穫体験など地元の暮らし体験プログラム
の3つを「保育園留学」という形で分かりやすく1つにパッケージ化。
 これらを推進するため、認定こども園、地元の地域づくり団体、商工会、観光協会、農協の地域団体等が連携して協議会を形成、相談のワンストップ窓口を設置し、他地域への移転・展開も。
▶「住んでみたい・住んで良かった・住み続けたい」を実現するプロジェクト
▶問合せは初年度で1400件以上、留学確定数150件、キャンセル待ちも続く
▶体験家族の満足度が非常に高い(リピート希望率は97%)
▶体験家族の地元消費額を算出すると、年間3,000万円程度の経済効果も
▶スマホで出来る「ふるさと納税」である「旅先納税」を活用する家族も
選定理由
「こどもをここに預けてほしい」という地域の情熱と総合力が組み合わさった好事例
 こどもに「地方で、都会ではできない貴重な経験や学びをさせたい」というニーズは高まってきている。また社会もIT環境の発展やコロナの経験を経て、地方でのテレワークやワーケーションという働き方が受容されてきているなかで、では、こどもをどうするかという課題に確実に応えてくれるモデルと言える。関係人口・交流人口からお試し居住を経て今後の移住・定住へ移行する道筋の一部ともいえ、若い子育て世代のテレワーカーから選ばれる地域になりうると思われる。細やかな創意工夫も併せ評価できる。

株式会社 TREE
(新潟県三条市)
ー 若者が地域の過去の取り組みに敬意を持ちながら、
新しい風を吹き込んでいる事例 ー

国土形成計画の重点テーマ

「持続可能な産業への構造転換」
地域産業の稼ぐ力の向上

「地域を支える人材の確保・育成」
若者が希望を持って暮らし、働ける地域づくり

活動の概要

TREE店内で開業した古着屋

若者でにぎわう一ノ木戸商店街

地元出身の若者の 「やってみたい!!」をカタチに
 若者に「なぜこの地域を去ってしまうのだろう?」と聞き取りしたところ、「街に行きたいところがない」「地域で楽しく生きるモデルが見られない」「挑戦できる場がない」といった意見。このため、若者をターゲットに、これまでの地元商店街には無かった魅力的な商品の開発や飲食店の展開、積極的なSNSでの情報発信、創業・起業の伴走支援を行い、地域の未来を創る若者にチャレンジの場を提供。その結果、若者を含む幅広い層の来街者と商店街の新規出店も増加した。
▶「腹が減ったら食べたい」「インスタ映えするお店が欲しい」という声を踏まえ、若い人たちをどんどんまちなかに集めるスキームとして、真っ先に飲食店を立上げ
▶若い人が来るようになったからと、元々からあった店舗も若者向けの商品開発に着手。新旧の商店が一丸となり、ますます若い人が集まりやすい雰囲気に
▶若手の発案で「アニメの聖地」としての売り込みも実現
▶街が活性化し「TREE」以外の新たな若者グループも立ち上がってきている
選定理由
若者の「やりたい」と地域との丁寧な関係性作りの両立は、大いに他地域の参考になる
 若者の「やりたい」の押しつけで無く、地元空き店舗オーナーや地元シニアの商店主等との積極的なコミュニケーションや連携を重視し、そこから新たな商品やプロジェクトが生まれ、若者の次のチャレンジの場を創出し続けていることは、これから地域で起業を考える人たちに足元の大事さを考えてもらう意味で大いに参考になる。また、街づくり活動の内容を、市内の小中高校生へ知ってもらう機会を作り、こどもたちの地元への誇りの醸成にも貢献している点は、次の世代の地域の担い手づくりという観点でも高く評価できる。また、途中厳しい状況があっても逆境をばねに新しい取り組みに挑戦してこうとする態度にも注目したい。

特定非営利活動法人 アクア・チッタ
(徳島県徳島市)
ー 従来うち捨てられていた空き倉庫を「可能性のある資源」と捉え、
立地を活かし魅力あるイベントの開催等で、活気のある賑やかな町に ー

国土形成計画の重点テーマ

「持続可能な産業への構造転換」
地域産業の稼ぐ力の向上

「人口減少下の国土利用・管理」
空き倉庫等を活用した地域活性化

活動の概要

倉庫や岸壁を会場にしたイベント

遊休倉庫をリノベして商業施設に転用

遊休倉庫等を、店舗や事務所に転換し、地域のにぎわいを創出
 「アクア・チッタ」(イタリア語で「水の街」の意味)は、徳島市内中心部にある古い遊休物件となっていた倉庫街「万代中央ふ頭」に、衣食住を備えた「街」をつくることを目的に、この地に魅力を感じた徳島の中小企業オーナーたちが中心となり2005年に設立した団体。
 遊休倉庫などの港湾施設を、飲食店やアパレル、雑貨、家具などの小売店、事務所などへリニューアルすることで、地域のにぎわいを創出。
 埠頭という開かれた立地を活かして、各イベント会場として倉庫や岸壁を提供したり、冬季には高さ約6mの巨大クリスマスツリーを設置しているほか、最寄りの川を運行している水上交通との連携によるイベントを実施。
▶各種イベント開催の結果、19棟ある倉庫のうち、13棟に33事業者が入居
▶イベント「アクア・チッタ フェスタ」で1万7千人を集客
▶大学や建築士会、他のNPOの協力を得て街の「ビジョンづくり」にも着手
選定理由
従来無価値と思われていた資源から無形の「新しい価値」を引き出し、イベントや展示会誘致で、事業者や観光客等を集め、賑わい空間に転換させた
 まちの中心にある、もったいない場所を発見し、その活用を「民」の側から考え続け、一歩一歩、魅力的な場所に転換していった、その忍耐力と粘り強さが素晴らしい。海外でも倉庫街や工場地帯が魅力的な場所に転換していく事例があるが、日本でもそれが、しかも民間主導で可能なことを示した好事例。港や空き倉庫に限らず、全国各地では、使われないまま放置されている「資源」が身近にたくさんあり、それらがこのような素敵な場所に生まれ変われることを実証した事例として、広く紹介したい。

全国地域づくり推進協議会会長賞
(地域活性化の観点で優れた取組)

おしゃれ田舎プロジェクト
(長野県小諸市)
ー 物件の仲介だけでなく、人の関係づくりまでも含む起業者支援 ー

国土形成計画の重点テーマ

「持続可能な産業への構造転換 」
地域産業の稼ぐ力の向上

「人口減少下の国土利用・管理」
空き店舗を活用した地域活性化

活動の概要

「人が繋がる」イベントの実施

東京で起業セミナー開催

まちづくりの主体を「人」に置き、顔の見える起業者支援を展開
 新しい新幹線の駅が隣町にでき、官公庁や企業の支店・営業所は統廃合、大型店舗のほとんどが隣町に移転したことにより、町なかが寂しくなっていた。これに危機感を持ち、コロナ禍での移住ブームのなかで「選んでもらえる町」、また、住んでいる人だけでなく、訪れる人にとっても楽しめる町にするため、町なかを楽しく元気にしたいという思いから立ち上げたプロジェクト。
 空き店舗解消に向け、起業者支援等を展開して、特徴のある店舗を増やす。
▶コアメンバーが空き物件を一軒一軒歩いて回り家主と顔見知りになった上で情報収集
▶市内で起業したい方向けに東京でセミナー開催、空き店舗情報を紹介
▶他所からの起業者の「人となり」を、地元の皆さんに知ってもらう取組を展開
▶ 「のきさき」プロジェクト=既存のお店の時間外や定休日にお試しで店舗を貸り開業のハードルを下げる。これにより「どんな町か?」「客層は?」などを掴んでもらう
選定理由
空き店舗の大家の方々等との信頼関係を大切に、物件のみならず人と人とを結びつける支援を評価
 古い商店街では持ち主が売ったり貸したりすることをためらって、シャッター街から抜け出せないケースが多い中で、活動の中心になっている方々が、大家さんとの顔の見える関係で信頼を得て、新しい挑戦を受け入れる土壌を作り成功した事例。物件の斡旋紹介に留まらず、開業のPRや人の関係づくりまで細やかに支援している点を評価。全国各地に自分のこだわりの店を持ちたいという夢を持つ人は多いので、地元との摩擦無しに、そうした夢を叶える場を提供するスキームとして、また、シャッター街解消の好事例として紹介したい。

神明大杉再生検討会議
(岐阜県瑞浪市)
ー 若手とシニア、移住者も含めた検討会議で、
内外の多くの人を巻き込んだ展開に ー

国土形成計画の重点テーマ

「持続可能な産業への構造転換」
地域産業の稼ぐ力の向上

「地域を支える人材の確保・育成」
関係人口を含め多様な主体の参加と連携

活動の概要

倒伏した大杉を町の新たなシンボルに

倒伏した大杉で作った楽器で演奏会

町のピンチをシニアと若手と移住者などの総掛かりの知恵出しで実行
 約100世帯の地区の象徴でもあった樹齢670年のご神木が腐朽と雨の影響で倒伏。
 大杉をただ撤去するだけでなく町民の心の拠り所の象徴としてどのように残すか、この大きなピンチは地区の役員だけでは乗り越えれないと、若手や移住者も加えた「神明大杉再生検討会議」を立上げた結果、様々な世代の意見や若手の大胆な手法を取り入れることができ、無数の工夫や数多くの展開が可能となり、今や大杉倒伏は地域づくりのスタート点となって、新たな展開が今も広がっている。
▶町内外からも意見を集めるため、意見募集のサイトを倒伏翌日に立上げ
▶フェイスブック等のSNSで、検討会議の様子を定期的・積極的に情報発信
それにより、資金は地域内外の理解を得て、クラウドファンディングなどで確保
▶その資金ノウハウを活かし、古民家を お試し宿泊施設や料理屋にする事業も実現
▶倒伏した杉を「資源」と捉え、ビール・バイオリン・太鼓を作り、音と食で町の歴史を体験するイベントを開催、町の人口を超える1,000人もの人が集まった
選定理由
心のよりどころであった大杉の倒伏という大きな危機が、町の人の心を一つにするきっかけとなり、シニアも若手も一丸となり、世代を超えて地区の未来を考える動きに転換した点が素晴らしい
 世代を超えた議論を通じ、地区のピンチを、町の未来を考えるチャンスにした道のりが感動的で勇気づけられる。形ある資源も大事だが、人の想い・真摯な取り組み・地域内のコミュニケーションが作りあげた「無形の資源」の大きさに気づかされた。これまで地域の中心だった高齢者が若い世代や移住者の声に耳を傾け、主体的に地域に関わる人口が増えたことは大きな希望といえる。クラウドファンディングなど新たな手法が、次の課題解決に繋がってきている点も評価。

国土計画協会会長賞
(国土づくり・地域づくりの観点から注目された取組)

倭文西まちづくり協議会
(岡山県美咲町)
ー 「賑やかな過疎」と「人交(人との交わり・交流)増加」を目指した
小規模多機能自治の実践事例 ー

国土形成計画の重点テーマ

「人口減少下の国土利用・管理」
空き家を活用した地域活性化

「地域を支える人材の確保・育成」
地域への誇りと愛着に基づく当事者意識に根差した多様な主体の参加と連携

活動の概要

中学生以上住民アンケートをもとに
地図上で地域の計画づくり

「総合学習」の一環として、
小学生が空き家の掃除後に地域学習

「出来ることを増やしていこう」「地域のことは地域のみんなで」を合言葉に「賑やかな過疎』を目指している
 600余人という小さな地区で、中学生以上 地域住民全員アンケートにより「地域みらい計画書」を策定。それに基づき、「お金で地域づくりはできない」という考えのもと、地域のみんなが取り組める何かを考え出し、地道に積み重ねている事例。
▶「空き家朝活」として、地域内の空き家で、月1回、半日程度片付けやリフォーム
大工経験者を中心に天井・床の張替え、地域の名人・達人が障子張りなど
▶空き家は地元小学生の総合学習の場にも。地域の現状の説明の上で、小学生たちに「君だったら空き家をどういう使い方をしたいか」というテーマで発表してもらう等
▶月1回、地域住民が集まり、地図を使う等により、意見共有会を開催。 「福祉」「観光・交流」「空き家」の3部会で、年齢や役職、男女の垣根を越えて意見交換
▶一番の地域資源は「人財」=「地域内の様々な達人・名人・得意人など」を100人以上リストアップし、データベース化。有事の際にはお願いし、課題を解決する
▶高齢者を地域全体で見守る「黄旗運動」。旗にはこどもたちにイラストやメッセージを描いてもらっており、皆で見守り・支え合いながらの暮らしに取り組んでいる
選定理由
いかにコミュニティを維持していくかという命題に、全員参加型のプロセスで取り組んでいる事例
 中学生も含めた皆の意見に耳を傾け、こどもも含んだ皆にそれぞれ役割を担ってもらい、地区が一つの家族のような形で繋がり、助け合う関係が築かれている。高齢世帯の黄旗運動や、空き家活用への小学生の参加など、誰も取り残さないという工夫が見られ、地区の事を「わがごと」として考えられる素地が生まれている。空き家を発掘し利活用につなげていく取組は、過疎地だけでなく、郊外住宅地・地方都市でも参考になる。地味で地道だが、小中学生も含め、地域住民の意見を聞き、参加するしくみを工夫すれば、地域が少しずつ確実に変わっていくことを示した好事例。

日本政策投資銀行賞
(地域経済・産業振興上注目された取組)

行田市 及び 一般社団法人 行田おもてなし観光局
「行田花手水week 及び 希望の光」

(埼玉県行田市)
ー 手水鉢を 季節の花々で彩る花手水で 歴史的まち並みを高付加価値化 ー

国土形成計画の重点テーマ

「持続可能な産業への構造転換」
地域一体となった観光産業の高付加価値化

活動の概要

忍城(おしじょう)の花手水

毎月一夜限定のライトアップ「希望の光」

SNSの評判に着目。コロナ禍での小さな取組を町の新たな名物に
 行田の花手水は、当初、神社がコロナ禍で手水が使えない参拝者へ、手水鉢に花を飾って 少しの癒やしを、との思いから始めたもの。それがSNS等で話題になり、地域全体で来訪者のおもてなしをしようと、忍城(おしじょう)や商店、民家の軒先などで思い思いの「花手水」を毎月2週間飾る「行田花手水week」を開始。
 今や約100カ所で展開され、「行田花手水」を目的とした来訪者が増加しつづけており、観光が教育や福祉とも繋がり始め、まちづくりに大きく貢献。
 更に他地域との差別化のため、毎月一夜限定で、和傘や竹灯籠等による幻想的な演出を伴って町なかに飾られた花手水をライトアップする「希望の光」も実施。
▶花手水を軒先に飾ることでお店に入店するハードルが下がり、商売にも好影響
▶特別支援学校の生徒たちが作成した飾り等も「希望の光」で活用
▶この取組を始めてから、観光物産館の売上が前年比で5倍に
選定理由
SNS等の評判という小さな気づきを大きな運動に育て上げ、更に磨き上げている点を評価
 小さなチャンスを逃さず、歴史資産などの既存の地域資源も使い、更にお店や市民を巻き込んで、町全体の価値の向上を達成した点で勇気づけられる取り組み。お金をほとんどかけずに、観光客が増え、経済効果も出ていることは商店街、住民の誇りや次の工夫に踏み出す意欲を高めるものと言える。最初の10軒から始め、少しずつ回を追う毎に参加する市民が増えていくプロセスも好ましく、小さいことからの積み重ねを行っている各地域の励みにもなる事例。花手水で競合する他地域との差別化に向け更に一工夫されたことも素晴らしい。

地域づくり表彰審査会特別賞
(審査会で特に注目された取組)

「竹・福・商」連携による大崎町「竹の資源化」モデル
(鹿児島県大崎町)
ー 地域の障がい者や高齢者が 放置竹林の解消と
付加価値化による 地域づくりの新たな担い手に ー

国土形成計画の重点テーマ

「グリーン国土の創造」
森林資源の循環利用の確立

「地域を支える人材の確保・育成」
多様性に富む包摂的な地域社会の実現

活動の概要

放置竹林の伐採竹から竹炭を作る
障害者支援施設の皆さん

放置竹林の竹から作った土壌改良材を
サツマイモ畑に。できたイモは干し芋に

厄介者扱いされていた放置竹林を資源として捉え、障がい者や高齢者が放置竹林の整備や竹材加工の担い手となる取組を展開
 障がい者・高齢者・こども等が竹林を手入れし刈った竹を竹炭(土壌改良材)とし、それを撒いた畑でできたサツマイモを干し芋にし、販売する。
 これらは、障害者支援施設、地域住民(高齢者サロン)、食品加工事業者(干し芋製造等)、社会福祉協議会、大学、役場の協働であり、新たな農福連携の形。
▶ 障がい者と高齢者が互いに補完しあい「誰かのために役立つ」というやりがいを得ることが活動継続につながっており、作業の分担等の工夫も生まれている
▶半年で延べ300名強が参加,3千㎡の放置竹林を解消、更に付加価値を生んでいる
▶放置竹林から筍が収穫できるようになり、幼竹を塩蔵メンマにする取組も開始
▶放置竹林が枯れ竹状態であれば、障害者支援施設、地域住民(高齢者サロン等)を核とした本モデルは汎用性が高く、他地域へ展開の可能性がある
▶竹炭の出荷の結果、竹林整備における障がい者の工賃を倍増することができた
▶干し芋は、町外のマルシェでも販売された
選定理由
放置竹林の解消と共に、一人一人が胸を張って一生懸命働くことのできる地域づくりに寄与
 放置竹林が多様な主体により整備され、枯れ竹から製造された竹炭を畑に撒き、そこで出来たイモが干し芋に変わる。その活動の中で、障がい者や高齢者は、やりがいや生きがいとともに、従前以上の収入を得ることもできる循環型モデル。全国各地で人口・産業・財源が縮小し、福祉の担い手も減少している中で、多分野の連携による地域づくりはより重要になる。 福祉とビジネスを組み合わせた地域課題の解決は、これからが本番とみられ、その先鞭をつける事例として評価できる。資源の循環も含め「誰一人取り残さない」というSDGsの理念とも合致しており、これからの地域の在り方に重要な示唆を与える事例として特に紹介したい。


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